便秘の解消(食生活)
食物繊維とは、「人の体の中で消化されないもの」の総称です。
食べても吸収されないという意味で、歴史的にはあまり注目されてきませんでしたが、最近になって、有害物質を体外に排出する効果などが見直され、注目が高まりました。
食物繊維は便秘を防ぐ上で欠かせない成分です。
口から入った食物繊維は消化されずそのまま大腸まで運ばれ、有害な物質やコレステロールなど余分な水分などをまとめて腸の中を移動していきます。
消化器の中を掃除しながら進み、ちょうどいい硬さで便を作ってくれる、優秀なぞうきんのような存在です。
「食物繊維」と言うと繊維の多いスジっぽい食べ物を想像してしまいます。ゴボウやかぼちゃがまず頭に浮かびますよね?
しかし実は、スジのある食べ物だけに含まれているわけではありません。
りんごやバナナ、きのこ、寒天食品などにも多くの食物繊維が含まれていますので、食べやすい食品で摂取するのがいいでしょう。
コンビニなどで売られている補助食品やお菓子の中にも「食物繊維入り」を売りにしているものもあります。
そして、便秘に効く成分としてもう一つ挙げられるのが、ビフィズス菌で す。
人の大腸の中には、100を超える種類の細菌類が存在します。
その中には善玉菌もいれば悪玉菌もいて、日々、勢力争いを繰り広げている状態。
腸内の環境を乱そうと働く悪玉菌に対して、善玉菌は悪玉菌を追い出して腸内の環境を整え、肝臓の解毒作用を助けます。
その善玉菌の代表ともいえる菌が、ビフィズス菌です。
乳酸菌の一種だとされています。
腸内のバランスを整えて便秘を防ぐには、ビフィズス菌が腸内できちんと活動できる状態を保つことが必要です。
ビフィズス菌を手軽に摂取できる食品としては、ヨーグルトがあまりにも有名。
最近は、含まれているビフィズス菌の量がパッケージに表示されている商品も多く、選びやすくなっています。

