モデル腹のためのピラティス2
ピラティスとは、いまからおよそ100年前、従軍看護師だったドイツ人のジョセフ=ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズです。
ヨガや太極拳などのエッセンスを取り入れたもので、リハビリのために開発されたというだ けあって、体に余計な負担をかけずに内側の深い部分の筋肉を整えることができます。
レベルにはいろいろあって、ベッドの上で上半身だけでできるものから、全身を使って曲芸のようなポーズをとるものまでいろいろです。
ここ数年、ハリウッドのセレブをはじめとして多くのモデルや有名人が紹介したことから人気となりましたが、それ以前からけがをしたスポーツ選手やダンサーの筋力強化やリハビリに利用されてきました。
私も最初は、「ヨガの欧米版」というような印象でしたが、実際にやってみるといろいろと違いがあることがわかってきました。
まずは、呼吸法が違います。
ヨガは原則として腹式呼吸(=息を吸った時にお腹が膨れて、息を吐いたときに元に戻る)であるのに対して、ピラティスは胸式呼吸。
つまり、お腹が膨らまないように気をつけながら息を吸い込み、ろっ骨が広がるようにする呼吸法です。
最初のうちは「呼吸法を意識するように」と指導されるので、難しいように思いますが、慣れてくると案外気持ちよく自然に呼吸できます。女性の多くは普段の生活でも腹式でなく胸式で呼吸していると思いますので、ヨガの複式をマスターするよりは簡単でした。
また、ヨガはポーズを保つエクササイズですが、ピラティスは体を動かすことで鍛えるエクササイズ。
ボールやリング、専用の台など道具を使うこともあります。

